本棚〜星のない夜〜
□突然の出会い
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貴「自己紹介終わったしここがどこか説明するね」
そう言うとみんな真剣な顔になった。
貴「ここはわてしの家さっきも言ったけど星月学園何て名前の学校はない」
火「それってつまり・・・」
不知火さんは何か思いついたみたいでさっきより神妙な顔になった
貴「不知火さんは分かったみたいですね」
金「一樹どういうこと?何がわかったの?」
火「ここは俺たちがいた世界ではない。俺たちは何らかの原因でこの世界にトリップしてしまったようだ・・・だろ?」
貴「うんたぶんそれで合ってると思うよ」
♪〜♪〜
貴「ちょっとまってメール来た」
『件名 神だよー
本文 いま君の家にいる人たちねー元の世界が大変なことになってて君の家に避難させてもらってるんだーだから君の家に住まわせて欲しいんだ♪お金とかは銀行に振り込んであるから好きに使ってねー足りなくなったらこのメールで返信すればまた振り込むからじゃあよろしくねー』
貴「はああああああああああああ!?」
陽「!?いきなりさけんでどうした!」
貴「いやもう口で説明できないんでとりあえずこれ読んでください」
陽「お、おう」
みんながメールを読んでいる間に落ち着こうととりあえず深呼吸をする
貴「で・・・読み終わった?」
錫「はい・・・」
貴「その割には落ち着いてるね」
錫「なんかもう何でもありなんだなと思って・・・」
そう言って微笑む錫也くんの後ろを見るとまだ私のケータイを見て固まっている人がいる
星「そういえばお前家族はいないのか?」
思い出したように白衣を着た人が聞いてきた
貴「はい、両親は海外で仕事してるのでこの家に一人暮らしです」
月「え・・・一人暮らしって寂しくないんですか?」
この中で唯一の女の子が心配そうに聞いてきた
貴「寂しいと言えば寂しいけどもう慣れたかな」
星「お前どのくらい一人暮らしなんだ?」
貴「えっと中学生の頃からですね」
哉「は?中学生の頃とかお前何歳だよ」
月「ちょっと哉太!?女の子に失礼だよ!?」
錫「そうだぞ哉太・・・」
貴「いや大丈夫だよ私は高校1年生だよ」
哉「まじかよ・・・年下かと思った・・・」
本当に失礼なやつだなと思いながらも一応こっちも聞いてみる
貴「そう言うあんたはいくつなんだよ」