One step

□夕くん。
1ページ/2ページ


「集合っ!」
大地さんの声で、みんなが集合する。

烏野高校排球部、
私はバーレーボールのマネージャーをしている。
夕くんの頑張ってる姿を近くで見たいからでもある。

「もうすぐ、大会だな、 お前。おれ、 お前の為に優勝するぜ!」
夕くんはニコッと微笑んだ。
私の為に……、
そう考えると嬉しくてニヤニヤしてしまう。
「 お前?何ニヤニヤしてんだ? 」
「田中っ、……放っておいてよ。」
「もしかして、ノヤっさんに何か言われたんだろ?」
田中だけは、夕くんと私が付き合ってるのを知っている。
だから、田中はいつも、からってくる。
「っ……!別に///」
「もうすぐ大会だな、お前のために優勝するからな!とか?」
「田中っ……、ニヤニヤしないでよっ!」
「当たったんだろー?笑ってか、お前ら、何で付き合ってる事みんなにバラさねぇの?」
……、今、1番の悩み事。
夕くんが付き合ってる事をバラさないようにって。
夕くん、私と、付き合ってるの嫌なのかなっ……って、思っちゃう、
「田中には、関係無いでしょ!」
「また、ノヤっさんの言いなりなんd「田中ぁぁぁあああ!」
「はい!ビクッ」
「ちゃんと、話聞けぇぇぇぇええ!」
大地さんは、怒ると怖い。
「田中と お前!お前ランニングロード5週して来い! 」
「はいっ!」
私と田中は、急いで体育館から出た。
ああああ!もう!
田中のせいだ!
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ