Dyurarara!!

□遊馬崎さんとわたし。
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俺はお前が好きだ。
でも、お前は門田さんのことが好きみたいっす……、

「ウォーカーさーん!」
「んあ?お前じゃないですか!」
こんなところで会えるなんて!
「ウォーカーさん、今日は電撃文庫?」
「はい、そうっす!!お前は今日はどうされたんすか?」
「私はね、今から絵里ちゃんとお茶するの!ウォーカーさんも来る?」
「狩里沢さんとお茶ですか!是非行きたいです!」
「じゃあ、いこー!ちなみに今日は秋葉だよー!」
「おおっ!秋葉っすか!余計に楽しみですねー!」
お前と狩里沢さんとお茶。
きっと狩里沢さんは気を使わせてくれるハズ!!

「うぁー、なんか電車こんでるねー、」
「そうみたいっすね、でも仕方ないので乗りましょう!」
「そうだねー、」
電車は結構満員。
俺は押しつぶされそうなお前を守る。彼女はアニメみたいにドキドキするのだろうか。

「ウォーカーさん、ありがとう^^ウォーカーさんカッコイイな、」
小声でお前は言った。
「どういたしましてっす」
「ねぇ、ウォーカーさん、」
「どうしました?」
お前は、困った表情で俺の顔を見上げる。
「なんかさ、……ううん、やっぱりなんでもない。」
「そうっすか。」
そういったお前の顔は悲しげだった。
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