ばいおdream

□革のコート
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しばらくして仕事も片付き

満開のももいろの花のした、クリスはもう酔いがまわってできあがっていた


これがサクラ。

これが花見、なんだな



なまえが育った国では毎年この季節におこなわれるのだという。

彼女は酒のせいか少し顔をまた赤く染めて懐かしそうに話してくれた



よくわかりはしないが

風流とはこういうものなんだろうか。


形容詞にするならばフワフワと舞うサクラという日本の花のした、
優秀な部下とともに酒を飲んだり騒いだり。

そして隣にすわっているのは俺が惚れている女だったりするのだから。



酔いのせいか革のコートもサっと脱ぎ捨てた



ジルが「隊長が脱いだわーっ」なんて叫んでいるが面倒なので無視をした






「なまえは、酒よわいのか」

『ん...少しだけなら飲めます』

「・・・そうか」


そう返事する刹那、クリスがなまえにもっと飲め、飲んでねえだろと日本酒というものを彼女のカップにそそぎまくった

『え、こんなにのめま・・・』

「いけいけなまえーっ!!!!!」

ジルもはやしたてるものだから、弱気な彼女はすぐに従ってしまった。





それも、イッキ飲みだったものだから隊員達は大盛り上がりだ













しかし彼女はすぐに意識を手放した
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