はりうっどdream

□I love you - I know
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ハンの愛する船
なによりも速い。
乗せて貰ったこともある。
はやい船。

スピードと共に鼓動もはやまった

思い出に駆られながら港についたから熱線銃を持ってハッチから降りる

そして待ち伏せる

彼女たちがベイダー卿のいる部屋扉を開くのを




でもなんということ。




もっとも憎むべき彼女の横には



もっとも愛してる彼がいた


寄り添っていた


ヘルメットをかぶるわたしに気付かず

ひとめもくれずにベイダー卿をただ見据えていた彼の目は途方もなく懐かしく
でもただ今にも撃ちたくてたまらない女のほうをただ睨まなくてはならなくて


彼が拷問にあってるときに見張ってても

よろよろになった彼を姫のところまでひきずっていっても


ひとつも気付いてくれない


あたりまえ??


ううん、やっぱりあんたがいるからだわ。



レイア・オーガナ・・・・・





わたしのほうが、彼を愛しているのに。



「なまえ」

と。あの日みたいによんでほしいのに


忘れたかのようにレイア姫しか見ていない

相棒のチューバッカはどうしたの。



「I love you」



そう憎むべき女があなたに向かってそういったとき


はやくあなたを穴におとすべきだった

あなたは無神経にも

このわたしの前で


「I know」


と彼女をみつめてキスをした
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