*novel*

□*大切な日だから*
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―大切な日だから



「ねぇ、小狼くん」


サクラは、ソファーに座って本を読んでいる小狼に話し掛ける。


「何ですか?」


小狼は顔を上げ、首を傾げる。


「えっと‥今日、忙しいかな‥?」


見つめながら、問い掛ける。


「いえ。
今日は、とくに何もないので」


「良かったぁ」


その言葉を聞いて、ホッとし微笑む。


「じゃあ、今日は‥ずっと私の傍に居てくれないかな‥?」


頬を紅く染めて、小さな声で言う。
それを聞いた小狼もつられて、頬を紅くしながらも微笑む。


「分かりました。
サクラ姫の望み通りに‥」


サクラの片手を手にとり、手の甲に軽く口付けた。



今日は‥二人で
過ごしたかったの‥
貴方と私が産まれた
大切な日だから‥


小狼ver.
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