*novel*
□*だーいすき!*
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『それじゃあ、また明日な。』
『うん、また明日!』
さくらはそう言うと胸を高鳴らせながら家へと戻って行った。
────夜。
『ほぇぇぇ〜!!緊張するよぅ!』
さくらは真っ赤になりながら洋服を選んでいた。
『これだと合わないし……わ、分からないよぅ〜……』
『そんなもん、なんでも良いやないか。』
ケロは呆れたような顔で笑いながら言った。
『良くないよぅ〜…はぅ〜…』
─ボーン─ボーン──
AM0時。
『ね、寝られない〜…』
緊張のためか、さくらは眠れずにいた。
『はぅ〜……』
『まったく…ほんまに小僧の事になると必死やなぁ…』
ケロは優しく見守っていた。