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□何でも無い日々
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『獄寺ー!なあ、獄寺ー!』

耳元で馬鹿でけぇ声が響く

『なあ、獄寺ってばぁ!』

『うるせぇ!何回も言わなくても聞こえてんだよ!』
『じゃあ、なんか反応しろよなー』
むすっとした顔で俺を見つめる

この会話はいつものことだ
毎日毎日、こいつとこういうやりとりをしている。

朝からワーワー言う山本に
いつもうんざりしている。
でも、なんだかんだ嬉しい。

口ではうるせぇ、とか言ってるけど
もっと話してほしい。
なんて、思ってしまう自分がいる。
俺は、一体どうしちまったんだ。
わかんけぇけど、こいつと過ごす日々が
すっげぇ幸せなんだ。


『なあ、山本』
『ん?どうした?』

『今日、俺の家くるか?』
『え?まじ?!行く行く!』
『あ、その代わり寿司もってこいよ』
『ああ、任せろよ♪』

学校だけじゃ、足りないから
最近、山本を家に呼ぶようになった。

俺、やっぱ変だな。
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