立海
□やっかいな彼氏？彼女？
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柳｢仁王くん、テスト勉強はしていますか？｣
仁｢やっとるよ。｣
柳｢本当ですか？｣
仁｢本当じゃよ。｣
柳｢よろしければ、ご一緒しようかと思ったのですが、その必要はないみたいですね。｣
仁｢待ちんしゃい。何をご一緒するんじゃ？｣
柳｢勉強ですが。｣
仁｢何じゃ、つまらんのぅ。｣
柳｢私との勉強はつまらないですか・・｣
仁｢違う！違うぜよ！そういう意味で言ったじゃない。・・するぜよ。勉強。｣
（困った奴じゃのぅ）
次の日
仁｢柳生ー分からん。｣
柳｢どれですか？・・ここは、この公式を使うんですよ。｣
仁｢ほぉー柳生は教え方が上手いのぅ｣
柳｢いえ、そんな事はありませんよ。｣
仁｢謙遜せんでもいい。｣
柳｢なら、私からも。
仁王くんは、呑み込みが早くて素晴らしいです。｣
仁｢・・柳生にはかなわんのぅ。｣
カリカリッ
えんぴつの音だけがする。
仁｢柳生ー疲れたぜよ。何か、甘いものが欲しいのぅ。｣
柳｢・・甘いのですか。仁王くん、甘いものはお嫌いでは？｣
仁｢・・甘さ控えめのものがいいのぅ。｣
柳｢どうしても欲しいですか？甘いもの。｣
仁｢ほしいぜよ。｣
柳｢しょうがないですね。なら、これでいいですか？｣
ﾁｭｳーッ
仁｢んっ｣
柳「満足しましたか？｣
仁｢甘すぎるぜよ・・｣
柳｢それは、すいませんでした。｣
仁｢柳生ー、もう1回してほしいのぅ。｣
柳｢そうですね・・いい点が取れたらしてあげますよ。｣
仁｢そう来たか・・まぁ、がんばってみるぜよ。｣
end