短編進撃andキルラキル
□率直に言うと
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ジャンについて行くと男子寮の前に着いた。
まぁ探してる相手は男だから当たり前なんだけど、男子寮は初めてだ。
ジャンが先に入って中を確認。
「おい、着替えてる奴いねぇよな」
「ああ、いないぞ」
太い声が聞こえてきて、ジャンがこっちを向く。
あ、今の声なんかいいね。
「おら、じゃあ入れよ」
「う、うん…うわぅち!」
緊張しちゃって渋っていたらジャンに引っ張られた。
危ないなぁ転ぶところだったジャン!
「先に訂正しておくが、こいつ俺の彼女とかじゃねぇから」
「なんで何も言われてないのに訂正したの!?傷つくジャン!」
「あ?間違いが起きたら困るからだろ」
「これだからジャンはもてないんジャン!
そんなのも分からないなんて馬鹿なのジャン!?
それやばいジャン!男としてやばいジャン!」
「お前もう俺のことからかいたいだけだろオイ!」
「そうにきまってんジャン」
真っ赤になって爆発寸前のジャンで遊んでいると、
「おいジャンジャンうるせぇぞ」とさっきの太い声が聞こえてきた。
私は声の方に振り向いて言った。
「あ、すんませ…ん"ん"!?」