短編進撃andキルラキル

□デッカい背中
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「ちょ、ベル!ライナーには内緒ね!」


「え…カヤ?」



こんなライナーは放っておく方が無理だ!


私はライナーのいるベッドにあがると丸くなっているライナーの背中に触れた。



「カヤやめなよ…」



ベルの制止の言葉は無視。


そのままライナーの背中に自分の背中をくっつけて丸まった。


あ。あったかい。


呼吸とともに動く背中はライナーが生きている感覚を私に与えてくれる。


死と隣り合わせの世界に行くためにする、毎日の苦しい訓練。

時には人間らしさというものすら忘れそうになる日々の中で

人の体温は変わらずに、暖かかった。



「やばいあったかい…」


「カヤ…」


「ねぇベル、内緒だよ?」


「う、うん…」


「私、ライナー好きかも〜」


「…え?」




大きな背中





後書き
実はライナー起きているっていうね…(笑)
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