短編レジェンズ&FS
□バレンタイン
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当日――
当日はみんなで基地に集まってもらい、私とメグは袋に色々詰め込んで基地に向かった。
「うっはぁ〜んカヤちゅわぁんカヤちゅわぁん!
も・し・か・し・てぇ、今日はあれですか?
バレンチュワインですかー!?」
「キモいわぁ!」
「ヘブッッ!!」
おー、朝っぱらからすさまじいよメグ!シュウ既に倒れそうだよ!
「二人ともおちつくんだな」
「やかましいよまったく」
「はいはーい、皆の衆私の話を聞いてください!」
みんなが本格的に騒ぐ前にそう声を掛ける。
この団体好き勝手話し出すと止まらないところがやっかいだ。
「まずレジェンズの諸君!バレンタインというものをご存じかな?」
「なんだそりゃ」
「よくぞ聞いてくれましたねシロン君!」
「お、おう…」
「バレンタインというのはー、好きな人にチョコを渡す日なんです!
それには本命と友チョコと言うのがあって、本命は好きな人に気持ちを伝えるために、
友チョコは友達に日々の感謝を込めて送るものなんだよ!」
「へぇ、最近のイベントはしゃれてんだな」
グリードーが腕を組みながらしみじみという。
「で、今日はみんなにその友チョコを作って参りましたー!」
「「「「「イエーイ!」」」」」
GWニコルとシュウ達のおかげでなんだか盛り上がってきた。
私は作ってきたチョコをメグと手分けをしてみんなに渡した。
レジェンズ達のはビッグサイズだ。
作るのが大変だったけど、みんなよろこんでくれたみたいでよかった…