暁の日常

□木ノ葉に行こう
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晴の日のこと

私は暇だった

任務もないし(いつもだけど)する事がない

そこでふと思ったのだ

木ノ葉に行こうと



『角都ー!出掛けてくるねー!』



リビングのソファーに座ってお金を数えている角都にそう言う

角都はお金のことに集中している時は話を聞いていない

だから絶対に…



「ああ」



ほら、こう言うのだ

一応置き手紙をテーブルの上に置いておく

置き手紙を忘れた時は全員で探してくれたみたいだったし

幸いにもリビングには私と角都しかいなかった

そっとリビングから出て玄関に向かう



『いってきます♪』



高鳴る胸の鼓動と共に外に出た

裏道を使えば木ノ葉までは近い

最高速度で木ノ葉に向かう

その時、出会った忍びたちが私のことを2度見していた

そりゃああれだけ速いんだもん

私、速さだけには自信があるからね!



『着いた…!』



深呼吸をして呼吸を整える

そして私は堂々と門から入っていった

さすがに変化はしたよ?



『ここが木ノ葉かぁ〜!』



角都が厳しいから木ノ葉や砂とか大きな国には連れて行ってくれなかったし行かせてくれなかった

だからこうして木ノ葉に来れたことはすごく嬉しい

軽やかな足取りで木ノ葉の街並みを見ていく



『おぉぉぉぉ!!あれが火影岩か!すごーい!』



高い木の上に立って火影岩を眺めている時だった



「お嬢さん、木ノ葉は初めてなの?」



男の人の声が聞こえた

ずっと私を着けていた人だろう

流石に私だって暁のメンバーだ

そこまでバカじゃない

振り返った先にいるのは…



『コピー忍者…はたけカカシ…』



「こんな子にも知られているなんて光栄だな〜」



ニッコリと笑って言うはたけのカカシさん

ケッ!畑のカカシのくせに



「初対面で失礼すぎるでしょキミ、まぁとにかく一緒に来てもらおうか」
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