憧れ?照美様ですがなにか?

□心境の変化
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〜狩屋side〜

ビックリした…

先輩は…他の女子とは違うって言ってた意味が分かった…

興味無いくせに…“狩屋” って…

ズルすぎる…

でも…もっとビックリした事があった

先輩に…ドキドキした…

狩屋「あぁぁぁ………」

もーわけわかんねぇ…

『…お前も…一緒にサッカーやらないか…?…いや…やれ』←

狩屋「は…はい?」

何言ってるんだ?

『お前…最高に面白い…気に入った』

狩屋「はい!?」

気に入ってもらえた…?

どういう事だ?!

『ほらほら、行くぞ!』

そう言って先輩は俺の手を掴んで…って!先輩が俺の手を//////!?

狩屋「せ、先輩///!」

『((クスッ かーりや!』

狩屋「はい?!」

キャラ違うくないないですか?!

『お前は…もう1人じゃないと思うぞ』

狩屋「え……?」

『みんなさ…いい奴なんだろ?』

狩屋「は…い…」

なんで…先輩が知ってるんだ…

『一瞬…寂しそうな目してた』

俺のこと…こんな短時間で分かったんだ…

『悪かったな。いきなり引っ張ってきたりして』

狩屋「先輩は!…なんで…俺のこと…」

『昔の…私に似ていたからだ』

狩屋「昔の…先輩…?」

先輩も…親が…いない?

『面白いぐらいそっくりなんだ(笑)特に猫かぶりなところ!』

!!!

狩屋「なんでそれを!」

『昔の私に似ていたから、すぐ分かった』

狩屋「先輩も猫かぶってたんですか…?」

『んー…まあ』

…俺と同じ…?

『じゃあな』

狩屋「あ…」

そう言うと先輩は輝くんたちの方に走って行った

狩屋「…………」

霧野「狩屋」

狩屋「((ハッ なんですか…き・り・の先輩」

ボーっとしてた

霧野「((ムカッ お前は俺をムカつかせる天才だな(^_^メ)」

狩屋「ありがとうございます♪」

霧野「なぁ…あいつのことどう思ってるんだ…?」

あいつって…名前先輩のことだろう…

狩屋「“あいつ”って誰ですか?」

霧野「分かってるだろ。苗字名前だ」

やっぱり

狩屋「霧野先輩も本当は話したいとか思ってますよね?」

霧野「まあな…」

みんなそうだ

女子が嫌いとか言ってるのに本当は話したいって思ってる

キャーキャー言うのが嫌なだけで、もともと嫌いなわけではない

狩屋「いい先輩ですよ」

霧野「狩屋?」

狩屋「俺のこと一瞬で見抜きましたからね」

霧野「え…」

狩屋「一回…頑張ってみて下さい」

霧野「おい!狩屋!」

あの先輩なら…霧野先輩も他のみんなも心開けれる

初めての存在…か…

狩屋「楽しくなりそーじゃん((ボソッ」

神童「何か言ったか狩屋?」

狩屋「いえ!なにも!」
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