紫の妖精部屋
□今月は……
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「アツシ!!」
「紫原!!」
「紫原くん!!」
「敦!!」
「紫原っち!!」
「む、紫原!!」
元帝光中C、今は陽泉高校のC。紫原敦に声をかけたのは上から順に
氷室。青峰。黒子。赤司。黄瀬。緑間である。
「皆どうしたの〜??」
「敦、今月は何月だ?」
「ん〜9月?」
「紫原っちの今の背番号は!?」
「えー…と…9」
「つまりだな…」
「今月は紫原くんが総攻めの季節なんです。」
「おい、テツ!!横入りしてんじゃねぇよ!!」
「青峰くんが遅過ぎるんです。」
「彼奴等の言ってる事は置いといて早く俺達を攻めるのだよ紫原。」
「緑ちんまで何言ってんの…?」
皆のわけわかめな文脈に涙目になる紫原。
「ああ何て可愛いんだアツシ。俺のMy angel.」
「もうやだし…」
「ああ可愛いすぎだろ敦。やっぱりお前に攻めは似合わないな。」
「「やっぱり敦/アツシ/紫原/紫原くん/紫原っちは総受けじゃないと!!」」
「はあ?皆何言って…やあああっ」
こうして陽泉の大型エースはオチを投げ出した連中に食べられたのである。
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