素直って何それ美味しいの?【2】

□そして歴史は繰り返す
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名無しさんside



『ああ、、なんか眠れないや』



不二君のことも考えたけど
不二君に言われた事の方が
気になって眠れなくなった



知らないうちにいつも
幸村のことばかり考えてる

自分




『わたしって、、、幸村が好き?』


保健室での出来事を思い出すと
顔が赤くなる


あれから考えないようにしてたけど
あんな気持ち初めてだった


『、、、駄目だ!なんかモヤモヤする!』


ガバっと布団から起き上がり
扉を開け廊下に出ると



『あ!』

幸「!」



自分の部屋に入ろうとしていた
幸村とばったり遭遇したのだった



(幸村まだ起きてたんだ!
今考えてる人が目の前にくるって//)


『あ、、えっと、、』

何か声をかけようとしたが
うまく声が出ず
名無しさんはしどろもどろした

下をむいて考えていると
視界が暗くなったとかんじ
顔を上げると
真剣な顔の幸村が目の前にいた

『え、、』



何か、、、怖い

いつものからかって来る幸村の
顔じゃない


ああ、、これは青学の時と同じ、、顔



この顔を見ると悲しくなるんだ私
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