企画物

□愚問
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「ねぇペンギン、教えて…?」

「どうした…?」

いつもの彼の部屋、いつもの激しい行為の余韻にぐったりと浸る中、ぐしゃぐしゃに乱れるベッドで汗だくの身体を彼に絡ませ私は甘えた。

「何でペンギンは、私なんかの事好きでいてくれるの…??」

密着するペンギンの肌の匂いはそれだけでもう充分に私を狂わす媚薬。だから朝までずっとこうしていたいと願わずにはいられない。

と、、、

「フフ…」

私の可笑しな問い掛けに、彼はニヤリと意地悪く口角を上げた。

そして

「そうだな、例えばこんな…」

「んっっ…っ」

いきなり首筋をねっとり舐めてきて…

「可愛い顔、とか…」

次に…

「ひぁっ…」

「……」

「やぁ…っッ…」

長く綺麗なその指でまた私の中を巧みに弄り出した。

「その声も、その素直な身体も…」

「っっん…ん!」

「全部……だよ。」





結局答えは曖昧なまま
今宵もまた、私は彼に揺れる

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