腐話

□そんな気がした - ☆
1ページ/4ページ



「ユ、ユーヤ?」


夜中の12時は過ぎただろうか。

寮で寝ていたコノネは、突然自分に覆い被さったユーヤに驚き目を覚ました。

まさか、とは思う。

しかしユーヤはそんなことを…ましてや、相手が嫌がる中するような人じゃないとコノネは信じていた。


「なにしてるの…?ボク、寝たいんだけ…」

「今夜はお前を抱く」

「…………へ?」


さらりと何でもない顔で、とんでも発言をしたユーヤ。

想像しなかった、いや、絶対にそんなことはないだろう事が起こると確信したコノネは、途端に抵抗を始める。

しかし、そこはやはりコノネ。

ユーヤに勝てるはずもなく、あっさり近くにあった紐のようなもので手を固定された。


「えっ?!えっ?!」

「…俺が発情しないとでも思ってたのか?」

「はつ…ッ?!」

「俺も男だ。好きな奴を抱きたいときだってある」

「で、でもボクはまだ心の準…んん!」


ユーヤを説得しようと試みたコノネだが、呆気なく口を塞がれてしまう。

軽いキスから、深いキスに。

ユーヤの舌がコノネの口内を舐め回し、舌を吸い取る。


「んっ…ふ……は…」


ユーヤはキスをしながら、着々とコノネの服を脱がしていく。

抵抗しようにも抵抗出来ないコノネは、ただただ脱がされるしかなかった。







.
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ