fjky

□酔った後の朝の光景とは。
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やべ
実況投稿しなきゃいけないんだった


急いで起き上がって、流石に寝過ぎたんじゃないかと時計を見た


「やっぱ寝過ぎたわ…」


あれ?なんか俺声枯れてる?ていうか、頭痛い。なんかダルい。風邪引いたんかな



とりあえず、まだ今の内にパパッと投稿して色々やったら寝よう



指で目をこすると、違和感を感じた。


妙なベットの窮屈さ。

そして何より






なんで俺裸なの!?






昨日寝ぼけて脱いだのか?そんなんだっけな俺。

ていうか、この布団のかたまりなんだよ



窮屈な原因をつくる、このさなぎみたいな布団を剥ぐと




フジ。



裸。





「はぁあああああああ!?」



朝、10時過ぎ頃
北海道田舎。まだ雪は溶けないこの時期に

キヨの声は響きわたる








さかのぼること、昨日







キ「そしたらさー!!梅干しの種が茎ワカメに…ん?梅干しのワカメ?ん…!?」


完全にキヨは酔っていた



フ「結局なにが言いたいのよ」


キ「いや、手羽先が美味しかったっていう」


フ「梅干しの種も茎ワカメも関係ないじゃんwww」




フジの肩をかりながらもヨロヨロあるいていた



キ「ふぉお」


段差で転けようとしたキヨを何とか支えた



フ「ただでさえ酒弱いのに…。飲んでる振りして綾鷹にしとけばいいのに」


キ「うっせー。しょうがないだろー」



フ「それに飲んじゃいけないしね。元々。」

俺達まだ17歳。

飲んじゃいけないけど、飲みたいお年頃。



実は今日、ある実況者さんと会う約束をしていて居酒屋に入った。




酒を勧められ、拒否できずにちょっとだけ、といいながらも

気分がよくなり調子にのった。


相手もキヨや俺の年齢知らないし仕方はないとは思うけれど。





キ「フジ酒くせぇ」

フ「それ俺じゃなくてキヨからなんじゃない」

キ「ていうか、フジ薄すぎて折れそう」


いつもだるそうなのに、いつもに増してだるそうなキヨは

肩をかりるというより、俺にぶら下がって足を引きずってる




フ「俺的にはキヨが折れそうなんだけど」

キ「バキッ」

フ「wwwwww」



酔っ払いのキヨは、何で笑ってんだろうという反応だった。




キ「よっし!!二次会いくぞー」

フ「まだ行くの!?もうやめときなってー」

キ「馬鹿やろーーーーー!!!!!」


耳元で怒鳴られて鼓膜が爆発しそうだった



フ「うっさいうっさい!!」

キ「ちなみにさー、ワシ酔ってないすよ」

フ「もう帰るよ」

キ「やーだーやだやだー」

フ「駄々こねないの!せめてコンビニで買って家で飲んでよ」



そう言うと、キヨはそれだ!と叫んだ




キ「じゃーそれで決定ね!!」


顔赤くて若干呂律が回ってないのが少し可愛らしい。



酔ったときぐらいしかこんなんにならないもんね



とりあえずこの酔っぱらいを家まで運ぼう



キヨをキヨ家まで運んで、部屋のベットに寄りかからせた



半目のあざとい顔で、酒ー!!と叫ぶもんだから
コンビニまで買いに行った



帰ってくると、すっかり寝てしまっていた
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