ソーダライト

□一章
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〜青い空と白い君〜



「暑い……」

手で少しでも太陽光を避けようとしたが無駄だった。

ここは、学校へ向かう道のり。

人気がないから好きだ。

とは、言っても同じような日に退屈をしている。

ましては「大冒険」だの「青春」だの……そういうのは面倒。



学校が近くなるに連れて、人が増え、おはようとかの声が聞こえる。



ーーーーー気持ち悪いーーーーー



人の匂いが鼻に……頭にまとわりつく。

……それは、過去をむさぼる……



人目が怖い。

誰かが見ている。



そんなことないのに、精神は創造に押しつぶされた。



人がいないところに……

静かなところに逃げないとーーーーー









気がついたら、屋上に来ていた……



ふらふらする足でコンクリートを踏みしめ、影のあるベストポジションへ運んだ……

「ーーーーー?…」

目の前を何かが横切った……

よく周りを見ると、たくさん7色に光るシャボン玉が飛んでいた。



誰かいる……?



シャボン玉の飛んでくる方を見ると、銀色の髪をたなびかせる人がいた…
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