ソーダライト
□一章
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〜悪魔の始動…〜
ーーーーーIN 部室ーーーーー
「……での、俺何もしちょらんのにそいつにげたんじゃ」
プリプリ言いながら、愚痴をこぼす仁王君。
怒っているように見えるが、何処か笑っている。
まるで新しいおもちゃを見つけた様に……
まあ、仁王君のことですから時期に飽きると思いますが……
「……ぎゅ……な…………やぎゅー?」
「あ、はい。聴いてますよwww」
「うあ、、絶対ウソなり。このエセ紳士め‼」
「どうしたの?」
「やぎゅーがの……って幸村、、、お前さんいつの間に……」
「フフフ……話は、全部聞かせてもらったよ。その子、テニス部にいれよう。」
ニコニコ笑う幸村が、魔王に見えた。
そのくらい彼の命令は絶対なのだ……