夢書物 〜テニプリ〜

□はれ、ときどき、あめ 1章
2ページ/10ページ

(ブ)「大丈夫ですか?」すると、(?)「アハッ、お先真っ暗」と返ってきた。声を聴いただけで分かった。ーーー原野先輩だー 意識してしまうと、どうにもならなかった。頭の中が真っ白になり【先輩と仲良くなる】という事しか、考えられなくなる。
(ブ)「えと…えっとっ///」(原)「あれ? その声…あぁ!丸いブッタ君!」 その答えに違和感を感じたが、脳内は先輩でいっぱいだったから気にしなかった。むしろ、名前を呼ばれたことに幸福感を抱いていた。(原)「おーい。 助けてくれっ(汗)」
ーーーどうにかこうにか、先輩を引っ張り出した俺は、少しでも多く先輩と話しがしたいので、崩れた本の後片付けも手伝った。(〜っ/// すげ〜嬉しい/// 先輩と二人きりなんて… ん?つーことは、仲良くなるチャンスなじゃね?)
ちらりと横目で先輩を見る… (チャンス…か…っし)静かに深呼吸をし、「先輩!」と俺から声をかけた。(原)「ん? どうしたの?」 先輩は、何気なく視線を合わせてきたけど、俺より身長が低いから上目遣いにみえてしょうがなかった。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ