夢書物 〜テニプリ〜
□はれ、ときどき、あめ 2章
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ーーーそれからそれから…
まずはブン太視点…
*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
「すぅーー…はぁーーー……」
……よし。
『ブン太は、自分の才能を信じることが大事だ。幸村たちを意識しすぎてるんだよ。身体が緊張で硬くなってるから、深呼吸だ。創造力がいい。みんながあまり打てないボールが打てると思う… 手首を利用するといいと思うぞ?』
後ろは後ろ……
……俺には、出来るっ。
来るボールだけに集中して…っと
ーー来たっ
そんなことを、思っている間にもボールは、ラケットのガットに当たる。
ブ「ーーーっ!!」
ボールの勢いを殺す感じで……
ーーーネットの手前…クロスにっーーー
ーーポト……
俺の打ったボールは、綺麗にクロス側のライン上に落ちた。
周りからは、『ナイスボール』という声が聞こえた。
「あ…はは……っしゃ!!」
出来た……出来た!
「ーっ天才的!」