☆LOVE SONG☆
□三年生へ
1ページ/1ページ
三年生に進級した雄輔と奈緒。
二人はクラスは違ってしまった。
雄輔と唯はA組、奈緒と雅紀はC組。
省吾と昭仁はD組になった。
朝、教室に入ると雅紀が奈緒に声をかけた。
雅紀
奈緒ちゃ〜ん!おはよ〜!
奈緒
おはよ〜!
雅紀
雄輔とはクラス違ったけど…俺とよろしくな!
奈緒
うん!私こそよろしく〜
雅紀
春休みはやっぱ雄輔と毎日?
奈緒
うん(笑)シンセ教えてもらってたよ
雅紀
熱心だね〜てか二人はデートって雄輔の家ばっかり?
奈緒
そうでもないけどほとんどそう(笑)
雅紀
あはは
。。。
雄輔
よ!
唯
おはよ〜
奈緒と離れたから淋しいね
雄輔
うん
唯
今井君がそばにいないから
C組の男子がほっとかないかもよ?(笑)
雄輔
うるせ〜(笑)
雅紀がいるから大丈夫じゃね?
唯
やっぱり心配なんだ(笑)
雄輔
ふん(笑)
と雄輔は自分の席に座った。
。。。
C組のHRが始まり自己紹介が始まった。
雅紀
相葉雅紀!
趣味はギター!バンド!
よろしく!
奈緒
春日奈緒です。
D組からきました(笑)
趣味はバンドかな〜
一年間よろしくお願いします!
。。。
雄輔
今井雄輔!
趣味はシンセとバンド!
シンセバカかもしれない
よろしく〜!
悠人
愛しの奈緒ちゃんと離れて淋しいね〜
みんなの前で余計なことを言った悠人。
みんなは笑ってるけど、雄輔は
てめ〜覚えてろよと小さな声で言った。
雄輔はまたこいつと同じクラスかよとうんざりしていた。
始業式も終わり解散になった。
。。。
奈緒は新しいクラスで女の子の友達もできた。
休み時間には奈緒の席の周りに
男女共に集まってきてワイワイやっている。
雅紀もいるから目立っているのはやっぱり雅紀。
軽く見えるけどさりげなく奈緒を守ってる…雄輔の為に。
昼休みは雄輔が奈緒を呼びにきて、一緒にお昼を食べる。
。。。
五月になると三年生は修学旅行がある。
その準備が始まった。