短い夢の扉

□はんなり彼女(由依夢)
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先生「えぇー………やから……なんや わかったか!?」

ガラガラッ

竜也「ハァハァ…すいません!! 遅刻しました〜♪」

先生「お前な〜いつもいつも遅刻しやがって!!」

由依「すいません!!ホンマにすいません!!
このバカどんだけ起こしても
起きひんのです!!」

竜也「はーい♪ バカでーす♪」

先生「ハァ〜 横山…お前大変だな…
もういい 席につけ…」

竜也「ほーい♪」

由依「すいません!!」

先生は大変やって
言ってはったけど
実はそんなに大変やないねん…
だって私はリュウの事が
大好きやもん!!

まだ、告白はしてへんけど
いつかはしたいと思ってんねん♪

でも、リュウってめっちゃ人気で
私がいつも一緒に登校するだけで
周りの視線が痛い…

まぁ、今まで無名やったこの高校を
バスケで全国まで連れてった
張本人やし
あの性格やから心に壁が無いし

人気の理由はありすぎて
全部言ったら日ぃ暮れるんちゃうかな??(笑)

そんな奴に恋をした私はアホなんかな??
でもな、ダメでも告白はしたい
告白して終わるんやったらいい
けどな、告白せんと諦めたら不戦敗やろ??
そんなん絶対イヤや!!

だから私は今度のリュウのバスケの試合の時に告白する!!
それまでは今まで通りに振る舞おう…
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