生物委員会委員長は苦労人
□27:鉢屋
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「「「私/僕達は何と呼べば良いんでしょうか?」」」
『……何とでも?』
「「「う〜ん」」」
正直呼び方なんて如何でもいい。兵助と俺を別けれればなんでも良いのだから。
『では、四年生三人も下級生と同じように琴≠ナ呼びます?』
「「「うーん」」」
「あ、三郎と僕はそう呼んでも良いですか?」
第三者が割り込んで来た……。別にいいけどね、不破。
『いいですよ?……四年生は如何します?』
「「「私/僕達もそう呼ばせて頂きます」」」
『決定、ですね』
これで、下級生と四年生及び不破と鉢屋(勝手に決められてるけどいいんかな?)は琴先輩′トびになったのだった。
「…兄さん。伊作先輩方は俺も兄さんも久々知′トびだけど、どうやって区別する?」
兵助が六年生の俺と兵助の呼び方の区別をどうするか聞くため此方へやって来る。――――兵助。正直それこそ如何でもいいよ。
『嗚呼、それなら。私は呼ばれても返事しませんので兵助が反応すればいいでしょう』
「なんか、久々知。僕達同輩に冷たくないっ?!」
『何を今更。……なら勝手に決めて下さいよ。それとも兵助が決めますか?』
善法寺に冷たく言い放った後、兵助に笑顔で問いかける。―――あ、兵助が呆れてる…。
「…兄さん」
『……はぁ。可愛い弟の為、仕方ありませんね。………もう舞琴≠ナいいんじゃないですか?』
「「それはなんか駄目です!!」」
何故か竹谷と伊賀崎に却下され結局、同輩には今後兵助と俺が居る際のみ琴′トびして良い事となったのだった。
おまけEND