少年少女のお話

□カゲロウデイズ in the world
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「・・・それにしても誰なんでしょうねー。イキナリ現れましたけど。・・・不思議ですね」
「あぁ。・・・でもお前も不思議だからな」
「どこがです?」
「・・・まぁいい」
「・・・うるさいなぁ」
「あ、ご主人!起きましたよ!」
「・・・ここどこ?」
(・・・てゆうかこの2人どこかで?・・・だめだ、寝起きで頭が働かない)
「率直に聞く。お前は誰だ?」
「俺は陽炎 菊だけど。ここどこよ?」
「・・・電脳空間だ」
・・・what?
「・・・ワンモアプリーズ」
「(なぜに英語?)電脳だ。お前はデータだ」
「・・・何言ってんの?俺人間だよ?ほら、こうして五体満足だ・・し?」
「あ、気づきました?」
「か、体が・・・縮んでしまっていた!」
「ちげぇだろ!足がねぇんだろ!てかなんでコ○ン風なんだよ!?」
「テヘペロ☆」
「なにげにオタクだな!」
「・・・て、え?」
「どうしました?」
「い、いや。なんでもない」
「そうか?」
「えーと、2人の名前は?」
「おっと、自己紹介まだだったか。俺は『如月 伸太郎』だ」
「私は『エネ』です!」
(・・・やっぱり。俺、カゲロウデイズの世界にトリップしてる!)
「えぇと・・・、シンタローにエネね。よろしく!」
「あぁ」
「よろしくお願いします!」
(やっぱりこれから先の話は黙っといた方がいいかな。・・・つってもまだ『カゲロウデイズ in a days』しか知らないんだけどな。)
「・・・ちなみに今何月何日?」
「7月29日の夜8時30分」
「そっか。ありがと」
(結構ずれた時間帯にトリップしたな。明日からキド達でも探すかな・・・て無理か。このパソコンから出れない限り・・・)
「て嘘ぉ!?」
「な!?」
「えぇ!?」
・・・実体化できたぜ☆
「・・・どうなってんだ?」
「・・・俺に聞かれても困る」
「・・・まぁ、今日から宜しくね!」
「・・・あぁ、よろしくな!」
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