O1
□7
4ページ/9ページ
ご飯も食べ終わり、各自で酒盛りしてたり、仕事の離しだったり、皆の自由な時間を過ごしていた。
リナはと言うと、
親父に話があるからっと言って
この場にはいなかった。
マルコ、サッチ、エース
隊長三人での酒盛り。普段ならば、エースはストライカーで船周辺を偵察に行くが、今回は先にリナが行ったので、仕事がなかった。
「マルコ。お前まだ言ってネェの?」
「・・・」
「何をだよ?」
サッチの言葉に、肯定も否定もしない。無言っと言う言葉。そして、何を何を?と子供の様に聞くエース。
「リナは、鈍感だ」
酒を1口また、1口と運びながら、ため息と共に漏れる、言葉。
それに、ケラケラと笑うサッチ。
「そりゃぁ大変だ、両思いなのになぁ」
「あぁ?リナと両思いだぁ?」
エースがサッチに食ってかかるが、それを、無視して進める。
「お前が素直に言えば済む話しだがな?」
「・・・こんな歳のおっさん、素直になれるかよい」
まぁ、本当にこんなおっさんどこがいいだか?っと頭を傾げるサッチ。エースに関しては、蚊帳の外のようだ。許さない!おっさん!ロリコンっと誹謗中傷をマルコに向ける。
エースに構ってる頭の余裕などはないが、酷くなる言葉に連れて、チリチリと燃え出すマルコ。
そのまま、この食堂から消えたエース。蹴りがいれられて、頭をくるくると周りしてすぐ、首根っこを掴まれ、ポイッと投げられた。
「いちち、バカマルコ!リナは俺のだバーカ」
エースはドア越しにそれを言い切ってにげる。それに、サッチはくつくつと笑う。
「お子様も大変だ事。しかし、うっかりしてっと、エースに獲られるぞ?・・それか俺かな?」
悪戯に笑って言うが、サッチの中では後半けっこう本気だってりしていた。マルコはその事を知ってか、知らずか、チッと舌打をする。
「わかってらぁ。・・お前ら邪魔すんなよい」
へいへい、頷きお酒を口に運ぶ。
それを、見てマルコもお酒をグイッと飲み干す。おかわりっとジョッキを、サッチに渡す。
ほんと、何してんだか
この、おっさんはだめだなぁ。
あぁ、俺もか・・・。
お子様もいない、2人の酒盛りは先程とは雰囲気を、変えて、大人の飲み方のようであった。