book
□Date and An unexpected occurrence
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ー翌日
大石は、部活の鍵当番でいつも早く来ているためその癖で早く来ていた。
「まだ9時30分か。早く来すぎちゃったかな」
大石は、カバンから持ってきていた本を取り出し約束の時間まで本を読むことにした。
ー30分後
「おーいしぃー!」
元気な声が大石の耳に届いた。
その声に気付いた大石は、本を読むのをやめ、顔を上げた。
「英二!」
大石は返事をした。
「相変わらず、大石は来るの早いなー。さっ、早く行こっ!」
「あぁ」
そう答えながら、大石は本をカバンにしまった。