その他
□Anniversaire
1ページ/14ページ
ある日の氷帝...
「なぁ、跡部。12月5日は確か日吉の誕生日やろ?」
「あぁ、そうだ」
「んで、前の日の12月4日は、立海の仁王の誕生日らしいんよ」
「...何で、てめぇが仁王の誕生日を知っている?」
「まぁ、そんなん気にすんなや」
「...普通気にするだろ...アホか」
跡部はそう言って、これ以上突っ込むのはやめた。
「そんで、謙也と考えたんやけど...「ちょっと待った!」」
思わず跡部はとめた。
「何で、そこで四天宝寺の忍足が出てくるんだ」
「相談したからに決まっとるやろ」
「・・・」
跡部は、言葉が出てこなかった。
するとそこへ
ドゴッ
「痛っ!?」
忍足の頭にテニスボールが命中。
今は部活中とはいえ、休憩中である。
忍足たちは、引退はしているが、ときどき部活を見に来ていた。