その他

□ネコミミパニック
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ある日のこと。

朝練をサボった俺は機嫌が悪かった幸村によって動くネコミミをつける羽目にあった。
参謀が言うんに脳波を感知し動くらしい。

「生えてる様に見せるぜ。」
「煩いぜよ。」

ピクピク

はよ1日が終ればええ!
しかし今はまだ10:30。あと8時間もつけとかんといけんのか。
罰ゲームより酷じゃ。




仁王が8:00すぎに教室に入って来た。白いネコミミをつけて。髪と同化して生えてる様にしか見えなかった。
不覚にも可愛いと思った俺がいた。休み時間にはお菓子も貰わず仁王の頭をずっと撫でていた。その度に動くネコミミが可愛くて。



放課後になり部室に行くと機嫌がすっかり直った幸村がニヤついていた。

「仁王、ホントにしてたね?」
「お前さんがしとけ言うたんじゃろ。1日悲惨ナリ。」
「へぇー。ブン太はいつまで携帯見てるつもりだい?」
「ぁ赤也が英語の小テストが悪かったから来れないってメールが!!ジャッカル、相手しろぃ!」
「(素直じゃないな。)仁王も早く着替えてきな。」





ネコミミ事件から数日後、色々守れず奪われた仁王の姿があったのは別の話。
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