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□お互いの気持ち
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菊丸side

「英二、ちょっといいか?」

3限目が終わって10分休みに入ってすぐに大石に呼ばれた。

大石にしては、珍しい。

「どうしたの大石?大石が6組に来るなんて珍しい」
「ちょっとね」

そして、ここじゃ話せないから屋上まで一緒に来てほしいって言われた。

急げば終わったあと教室に戻るのは間に合うだろうと思ったから、分かったと頷いた。

「不二、ちょっと行ってくんね」
「うん、行ってらっしゃい」

俺は、大石に着いて行った。
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