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□宿題
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朝練が終わり、教室に戻ると菊丸は宿題をし忘れていたことに気づいた。
「あ!宿題忘れた!」
「また忘れたの英二」
と、不二はため息をついて言った。
「お願い不二、写さして!」
と、菊丸は頼んだ。
「ダメ、自分のためにならない」
と、不二は断った。
「ケチ」
と、むすっとして言った。
「ケチじゃないの。ほら、少しでもやるやる!」
と、菊丸を席に着かせた。
「はぁい」
と、菊丸は返事をしたのだった。
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