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□ダブル祝い
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「大石と一緒にコートで待っててねー!」
菊丸先輩はそう言うと、他の先輩たちと桃城と越前と部室に向かって行った。
...何があるんだ?
「海堂、多分10分位だろうけど、その間打ち合うかい?」
「はい」
ただ待っているのは暇だから、大石先輩の提案に乗った。
〜10分後〜
「大石、海堂ー、お待たせ―!」
大石先輩の言う通り、10分後に菊丸先輩が呼びに来た。
他の人たちは部室にいるらしい。
「さぁ、入って入って!」
菊丸先輩に言われて、中に入ると”海堂、誕生日おめでとう!!”の幕があった。
「誕生日...すっかり忘れてた...」
「日曜日だということもあるだろうが、お前のことだ、忘れていると思ったよ」
うっ...図星だから何も言えない...。
「まぁまぁ、誕生日パーティー始めようよ」
不二先輩がそう言い、パーティーが始まった。