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□不安な気持ち
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「もう...。分かった、分かった。素直になりなよ、リョーマ?」
名前で呼んでくれた...。嬉しい...。
だから
「(嬉しそうな顔をする) 実はね、さみしかった...」
さみしかったことを正直に伝えた。
「そっか、そっか。さみしい思いをさせてゴメンね?」
英二先輩は、そう言って謝った。
そして、頭を撫ででくれた。何か、照れ臭かった。
「...謝ってくれたから、許す...」
だから、俺も許した。
「リョーマ〜!大好き!」
そう言って、英二先輩は抱きついてきた。
「!!///(照れている)」
ホントに、この先輩はよく抱きついてくるよなぁ。
...嫌じゃないけど。というか、照れちゃうよ、これは...。