book2
□Occasion propice
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次の日。
他の3年と2年に合同計画のことが伝えられた。
越前に言わなかったのはサプライズ形式にて驚かせたいのだろう。
「それは楽しそうだね」
「面白いことになりそうだ」
「賑やかになりそうっすね!」
「騒ぐのはほどほどにしとけよ、桃城」
他の皆もどうやら賛成のようだ。
そして、この日から本格的に準備が始まった。
と、言っても2年は部活があるため、空いている時間を見つけて準備を進めたのだった。
「先輩たち、何やってるんだろう...」
越前は気になったが、「まぁ、いいか」と気にしないことにした。