main

□序章
1ページ/1ページ



ある日のこと、ベッドに寝転んで漫画を読んでいる女の子がいた。




「やっぱり“ぬらりひょんの孫”は面白いなぁ……」




この物語の主人公、水条寺春香である。




「“ぬらりひょんの孫”の世界に行ってみたいなぁ」




春香が呟くと




?「そなたの願い、叶えよう」



どこからか声が聞こえてきた。



「え…?」




そして青白く光ったと思うと、ベッドの上に春香の姿はなかった。

















「……あれっ?私…」




私は一面真っ白な空間にいた。



?「目が覚めたか」




「っ……だ、誰!?」




私は声のする方を向いた。

そこには、かなり綺麗な女の人がいた。




?「我は空間を司る神じゃ」




「か、神様!?」




神「そうじゃ……先程も言ったが、そなたを“ぬらりひょんの孫”の世界へと送る」




「ホントにいいの?」




神「ああ。では行ってくるがいい」




神様はそう言って何か呪文みたいなのを唱えると、春香は青白い光に包まれた。

そして……姿が消えた。
















神「……これでいいのだな?怜華…」




神様は悲しく呟いた。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ