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□六章
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清「陰陽師…だって!?け…花開院さん!?今…たしかに…あなたそう…言ったんだね!?」
興奮する清継にゆらちゃんはこくりと頷いた。
清「じゃ…じゃあ…こいつは…今まさか…」
清継は人形を見る。
シャアァァァ
人形は今にも襲いかかってきそうだ。
島「うわっっ」
「やっぱり妖怪なんだ……」
ゆ「ええ…ほんまにあぶないとこでした」
この妖怪…付喪神か。何か…可哀想……
清継は興奮してるし
氷麗ちゃんは震えてるし
今なら誰も気付かないかな?
私は人形に手をかざした。
「(浄化…)」
私は人形を抱きかかえる。
ゆ「ん?ちょっ…水条寺さん!?何してんねん!?」
気付いたゆらちゃんが声をあげる。
「何って…」
清「水条寺くん!それは妖怪なんだよ!?」
「だから?ちゃんと供養しないと…またこんなことが起きるよ……」
ゆ「(何でや!?妖怪の気配が消えとる!!こいつが何かしたんか!?まさか…こいつも妖怪のたぐいか?)」
「とりあえずこの子は私が持って帰るね」
この後は、自然と解散になった。
次の日曜日、リクオの家に集合と決まって……