小説
□家族〜願い〜
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「「あけましておめでとうございます」」
「あけましておめでとう」
新年の挨拶に、キラとアスランはシンを連れ、アスランの実家を訪れた。
【家族〜願い〜】
「さぁ、上がって」
「はい。お邪魔します」
「どうぞ。外は寒かったでしょ?」
キラとアスランはレノアに言われた通り家に上がった。リビングのソファーに座っていると、レノアがお茶を運んできた。
「ありがとうございます」
「初詣には行ったの?」
「あっこれから行こうかと思って…ね?アスラン」
「うん。でも…人ごみにシンを連れて行くのは、ちょっと…」
まだ赤ん坊のシンを人ごみの神社に連れて行くことに、アスランは迷っていた。
「なら、私がシンをみてるわ。だから、二人で行って来なさい」
レノアは優しく笑顔で行った。