小説2

□かけがえのない恋
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「そうですか。わからないことなんかあったら、気軽に聞いて下さいね」



アスランさんは柔らかく微笑んで言った。


「はい」

「じゃあ。また後で来ますね」


アスランさんはそう言って出ていった。


アスランさんが出ていった後も胸の高鳴りがおさまらなかった。


僕は初めての一目惚れで、どうすればいいのかわからなかった。



ただ入院生活も悪くないと僕は思った。


入院生活なんてただつまらないだけだと思っていたが、彼女と出逢うことができて入院して良かったと思った。



*******


キラはアスランさんが病室を訪れるのを毎日楽しみに待っていた。



彼女が病室に来る度、胸が高鳴った。



彼女と親しくなろうと他愛なもない会話をした。


彼女が少しでも笑顔を浮かべる度、嬉しくて仕方なかった。
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