小説3
□家族〜小さな嘘〜
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「パパ〜おはよう。どこいくの?」
キラが行こうとしたら、ちょうどシンが眠い目を擦りながら、起きてきた。
「シン、おはよう。パパお仕事なんだ。いってくるね」
キラはシンの頭を撫でながら言った。
「いってらっしゃい」
「じゃあ、アスラン僕行くね。いってきまーす」
「あっキラ、いってらっしゃい」
キラが慌て行くので、アスランも慌て言った。
「パパいそがしいね〜」
「そうだね。さ、シン着替えて顔洗っておいで」
「は〜い」
シンは元気よく、手を挙げて返事をし、着替えるため部屋に走って行った。
「キラ…大丈夫かな?朝ご飯も食べないで…」
アスランはキラの身を案じていた。
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その頃、キラは――
「はぁ……」