06/21の日記
15:08
デミアン
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「全ての人間の生活は自分自身へと向かう道である。」
ヘルマン=ヘッセ
ヘルマン=ヘッセはドイツの文学者です。上の言葉は、少年シンクレールが、自らの目覚めた部分の分身ともいえる友人デミアンの導きによって、本当の自分に覚醒していくプロセスを書いた小説『デミアン』の冒頭部分です。
生きがいとは自分が生きていることの手ごたえ、その反響のようなものです。生きがいは自分で生み出すもので、他人からもらうものではありませんから、何もしないで、ただ惰性で毎日を生きているだけでは、生きがいは返ってきません。
仕事や趣味やボランティア活動など、自分で何かに打ち込んでエネルギーを投入するとき、それに対する手ごたえとして、生きがいが自分にはねかえってくるのです。
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