Entfernug

□PHASE−13
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マズい・・・。
視界が霞んで来ちゃったよ。

どんなに吸い込んでも酸素が足りなくて、頭がだんだん働かなくなる。
背中にいる三人は多分もう意識がない。

早く・・・、私が何とかしなきゃ・・・!



「・・・?」



セキュリティーが急速に書き換わって行く。
私と同じロック解除に向けて。

・・・・・・アスランだ。

私の中でなんとなく確信があった。
アスランが助けに来てくれたんだと。



「っし。」



最後の力を振り絞ってキーボードを叩いた。



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