大事なもの
□第十一話
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真っ直ぐで濁りのない瞳。
正直、羨ましくて眩しくて。
私は思わず目を閉じる。
「ふ、う〜ん。」
私は大きく腕を広げ、伸びをした。
「まだこんな時間か・・・。」
時計が指していた時刻は5時30分。
昨日、あんな事が在ったのに・・・。
ま、睡眠なんて三日に一回取ってたら良い方だったし。
「朝の散歩でも行ってこようかな。」
私は妙に軽い身体を起こして、宿を後にした。
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