Entfernug

□PHASE−7
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「じゃ、叔父さん行ってきま〜す!お昼は冷蔵庫の中に入ってますから!」
「おう。行ってこい。」



私はレモーリン。
今はちょっと訳在りで叔父さんの所で働いています。
叔父さんは姪の私から見ても、ちょっと変わってる・・・と思います。
見た目は悪くないと思うんだけど、無駄に髭を伸ばして、店からは出ないんですよ。
俺の恋人は機械だーって云ってました。

そしてその叔父さんのお得意様のアスラン。
彼の紹介で私は今日からSEED学園に通える事になったんです!
アスランは女の私から見てもとても綺麗な人です。
と云うかSEED学園で出会った人は皆さん美形さんでした。
私の勘では絶対アスランはモテます!
この間お会いした赤髪のショートさんは絶対アスランが好きですよ!



「あ、アスラーン!!」



藍の髪を視界に入れて、其処に向かって猛ダッシュ!



「おはよう、レモーリン。」
「おっはようでっす。」
「今日も元気だな。」



此方に向かって微笑む姿は本当に綺麗です。
周りの方々が思わず振り返っているのが目に入ります。
私に向けられる視線が痛いです。



「授業、途中からだから判らない事在ったら聞いてくれ。」
「有難う。」



彼とはつい先日会ったばかり。
でも昔から一緒だったみたいに、自然な感じがする。
敬語をお互いに失くしたら、余計にそう思っちゃう。



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