地味と云う名の私の日常

□第八話
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「・・・・・・。」



何だか宍戸君の様子が可笑しい。
朝からなんだか元気がないと云うか、沈んでると云うか・・・。

只今やはり図書室にいる私達。
やっとの事で資料は集まった。



「如何かしたの?宍戸君。」



コソっと隣にいた向日君に耳打ちする。



「・・・あいつ負けたんだよ。」



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