テニスとテニス

□第七話
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「今日から五日間、立海、山吹、氷帝で合宿を行う。くれぐれも問題を起こさないように。」
「では皆さん、ペアになって準備運動とストレッチを始めて下さい。」
「「「「「はい!!」」」」」



榊監督、伴田先生の指示に従って其々ペアを組み始める。



「あっくん、一緒に・・・。」
「ハッ、俺は一人で十分だ。」



千石が亜久津を誘うが、一刀両断。
亜久津はそのまま何処かへ行ってしまう。



「はぁ・・・、室町君、一緒にやろうか・・・。」
「はい。」
「まっるいく〜ん!」
「うわっ!?」



芥川は丸井に飛び付く。



「ちょ、くっ付くなっての!」
「俺丸井君と組みたいC〜!」
「判った、判ったから離れろ!!」



芥川が丸井に憧れてるって本当だったんだなと思いつつ。
あんまりくっ付かないでくれ、と願う。

何故なら・・・。



「フフフ・・・。」



菜央の邪な妄想が始まるから・・・。
絶対今、芥丸とか室千とか云う単語があいつの頭の中に流れている筈だ。

・・・って俺も結構菜央に毒されてるかも・・・。



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