終わらない明日へ
□My Lovely Brother
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「どうしちゃったんだよコレ…」
プラント行きのシャトルに捕まってほんとにフリーダムとジャスティスでやって来た三人が見たものは、
「オホホホホ!お久しぶりですわ☆カガリにキラ!あとそちらは………デコラン?」
「アスランだっ!わざとだろうラクス…!!」
「うふふ♪わたくしにそのような口を聞くなど言うようになりましたわねヘタレの分際でvVピンクちゃん、やっておしまいなさいな☆」
『イテマウゾデコー』
「ギャァアア!!!」
すでにできあがってしまったラクスとその他だった。(しかも到着したばかりのアスランはすでに被害者という)
「カガリこれって…」
「見ての通り飲み会だ!息抜きと言えば飲むことしかないだろ?」
「それはカガリだけじゃ…へぶはっ!!」
アスランの命を張った突っ込み、見事玉砕。
「うふふふふ!これぞまさしく酒地肉林ですわね!」
ハロがあちらこちらをぴょんぴょんと飛びはね、『ノメーノメー』と連呼しながら至るところに酒をバラまいていた。
「出番が少なくても俺は主人公なんだよコノヤロォオ!!」
「あははは!アンタは確かに主人公よ?!けどねぇ、“新”の主人公であって“真”の主人公じゃないの!わかるかなぁっこの違い!シンだけにnewの方でした、みたいな?痛いったらありゃしないわー!!」
「ルナてめぇー!!それが彼氏に言う言葉かよ!」
「シスコンに言う言葉かしらー?」
「お姉ちゃんそれ言い過ぎだよ…」
「チックショォオオ!!映画こそは…っ映画こそは目立ってやるー!!」
「あははは無理無理ー!どーせまたキレるだけでしょー?」
「いや俺キレてないから!!」
「キモー!!シンキモォオー!!何アンタどっかの芸人のパクり?!いやーもうお腹痛い!!!」
結果、ここ(クライン邸)にいる人間はほとんど出来上がっていた。
「はははは!みんな楽しそうだなー!!私も混ぜろォ☆」
カガリは手元にある日本酒を瓶ごと一気にあおった。
「ちょっとカガリ?!いくら君強いって言ってもそれだけの量いったら…っ」
「平気だこのくらい!キラも飲め――――!!!!」
「ちょっと待って僕は…っ」
半時間後。
「僕もう飲めない…」
キラも晴れて酔っぱらいの仲間入りを果たした。
「あー!キラ・ヤマトさんじゃないですかぁ?真の主人公の!」
「ちょっとお姉ちゃんっいきなり失礼でしょ?!」
「いいよいいよ。君は確か、メイリンちゃんのお姉さんのルナマリアさんだったよね?」
「わぁ覚えててくれたんですかぁ?嬉しいー!」
「君みたいな可愛い子のこと忘れられるわけないよ。ねぇせっかくだし写真撮ろうよ。ほら、メイリンちゃんも入って」
「えぇ?!いいんですかぁ?嬉しいですー!」
「ちょっとお姉ちゃんてばっ!!いくら酔ってるからってしていいことと悪いことが…」
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