日記小咄
□うさぎ肉
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兎肉
あぁそれは野趣溢れる素敵な食材
「おい、こりゃなんだ」
神田は夕飯であった物に視線を落とした。
「アレンが作ってくれたすき焼きさ」
すき焼き…鍋の形状や割られた卵によってそれは簡単に推測される
「俺が言ってんのはそんな事じゃねぇーよ」
「じゃあなんなんさ、ユウちゃん」
ラビは呑気にテレビを見ながらビールを飲んでいた
「…なんも残ってねぇーのはなんでだろうな、えっ…アホ兎」
「そんなの俺が食べたからに決まってるさ」
ユウちゃんはホントに馬鹿さねーラビはぎゃはぎゃは笑いながらテレビを見ている。
「おい、ラビちょっといいか 」
「んっ?なんさユウちゃん」
「兎の肉ってのはなかなか野性味があってうめぇ、それは知ってるよな」
「うん、俺も兎のグリルとか結構好きさ♪」
「そうか、なら問題ねぇな」
神田はニヤリと笑うと六幻を構えた
「俺は今、兎が食べてぇ気分なんだよ、なぁラビ」
「えっ…?ユウちゃん」
ラビの悲鳴と神田の罵声が飛ぶ中
アレンは追加のお肉を買って急ぎ家路に着いていた
現代パロだけど都合の良いトコは原作で…六幻登場!