日記小咄

□懲りないバカ兎
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俺はただ当たり前のコトをしただけなのに………

『懲りないバカ兎編』


俺の可愛いアレンがこれまた可愛い顔でうたた寝してれば

ちゅってしたくなるさ

おでこにキスしたら

頬に、頬にキスしたら唇に、唇にキスをしたら、首筋に


だからアレンのシャツの釦を外して胸にキスして

だからアレンのベルトを外してアレンにキスをした

ただそれが談話室だったってだけってコトさ


うたた寝から目覚めた可愛いアレンは




俺にパンチをくれた

しかも捻りも入った手痛いヤツだ

「ラビのバカ!変態!」

って全裸で逃げようとするアレンさんのがある意味…変態さん

「アレンさん、まる見えで走るのはどうかと…」

アレンは自分の恰好に気が付いて無かったから俺は教えただけなのに


「もう!大嫌い!」


全裸に団服なんて…!
なかなか魅力的に走り去ったアレンの残された服を持ち


俺は談話室の皆さんから目を逸らされた


「ちょっと待つさアレン!」


あんな可愛くて魅力的なアレンを見たら


狼の群れに放り出されたアレンさんさ!

俺はアレンの洋服と靴をにぎりしめ

裸足で逃げたお姫様を追いかけた



こんな休日もたまにはいいっしょ!


しっかしアレンのパンチは痛ってぇさ!


「アレーン♪忘れ物〜♪」

俺はアレンが大好きさっ!
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